体が硬いどっとこむ

O2OってARからしくみを逆行してまで話題化してるのに、どう考えてもコストがかかる

9月
09

最近、どこからの発祥かわからないけど(たぶんアメリカのテック系から)、O2Oという言葉を耳にしますね。
オンライン to オフラインの略です。Boys2Menみたいな、いかにも考えた人の性格が出ています。

数年前にはARが空前のブームを迎えていました。
セカイカメラから始まり、AR3兄弟というユニットまで現れ、業界が活気づきました。
このときは技術者がしくみを解説し、動画をみて「おー!」となったものです。

昨今のO2Oの話題化は海外の受け売りだと思いますが、わざわざ技術的な話も必要なく、
ARよりも先端性はありません。
僕には今のところ、ARを超える真新しさはなく、わざわざいかにも新しい風にキーワードかしているだけの言葉に思えます。
関係者も「あーそうだよ」と言うだけでに違いありません。
では、なぜO2Oが、今さら取り沙汰されているのでしょうか?
スマートフォンの普及とか、新しい技術とかではなく、
乖離してしまったリアルとバーチャルの格差の補完計画の合図だと思います。
噛み砕いていうと、オッサン対ワカモノみたいな感じです。

で、オッサンにもわかりやすく説明しますと。
オッサンはいいものを選ぶのでお金がかかります。生身が必要な分野は絶対になくならないし、
その分野では若者よりも一日の長がある。給料も高い。
ワカモノは経験がなく近代化された教育の分、給料が安く効率がいい。使い回しもきく。

もう一度、話を戻してみましょう。
前述の例えで、
オッサンを「商品」「実店舗」「流通」、
ワカモノを「コンテンツ」「EC」「テクノロジー」
と置き換えてもさほど感覚的なズレはありません。
これらはここ10年ぐらいのあいだに、対立してきた仕組みです。
ここに来て、維持を張り合っていたお互いが擦り寄らなければ、
市場が膠着する事態になったんではないでしょうか? とくに日本の経済。
たぶん新しいことを思いつくまでの時間稼ぎです。
O2Oはオッサンを説得しつつ、IT住民にブルー・オーシャンを提供するために生まれた
講和条約の条文です。どちらが有利か?答えはわかっています。
アナログなオッサンからこんな話が持ち上がるはずがありません。
コストが掛かるし、コンバージョンも曖昧にします。
オッサンの弱点そのものです。

綾小路きみまろ風に言えば、
オッサンはオッサン同志でやってればよかったのに〜。
オッサンは騙されてはいけません。欲しいのはオッサンじゃないのよ、オッサンのもっているお金なのよ。
いつの時代もオッサンの未来はワカモノの絶望でした。これはワカモノからの静かな報復かもしれません。
そしてオッサンがワカモノになることはありません。10年間見向きもせず、左方成長し続けた技術。
もはやWEBを根性論で理解するのは無謀の極み。

そして21世紀のテクノロジーはリアルな世界でしかなしえなかった、
アナログな分野も侵食し始めることでしょう。

クーポンやポイント配布、在庫情報、あるいはNFC。手垢まみれです。
そもそもオンラインとオフラインって、数年前から境目なんかなくなってるような気がするので、
O2Oという言葉を覚えなくていいかといえば、そうではありません。
オッサンを説得するのに、3文字以上書かなくて済むから便利です。

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