村上作品に対するある種の盛り上がりで知った、村上さんの魅力

昨日から、Twitter村上隆さんをフォローしました。
最近になって、また波紋を呼んでる作品は、十数年前から波紋を呼んでいます。
いまだに波紋が広がってるのは、世界が狭いようで広いのか、それとも、やはり独創性が輝きを失っていないのか。どちらにしても、いまだに影響力をもっているということは、後世に影響を与えるアーティストであると言ってもいいと思います。
十数年前、なにかの雑誌か映像で最初にあの作品を見たときは、デザイン学科の学生だった僕は、正直、衝撃的というよりも、「ああ、やられた」とか「くやしい」とか「誰かがやるよね」とか、そういう気持ちと、美術家というのは不器用なもので、閉塞感のあるアート界に俗っぽいテーマを引っぱってきて、キャッチーで器用なアーティストが登場したなと思っていました。
しかし、村上さんのTwitterのつぶやきは今まで作品だけでは人間性があまりわからなかっただけに、僕にはアーティストの苦悩が垣間みられておもしろい。
あっ。僕はアーティストが苦悩するのは美しいということだと思っています。だから、「おもしろい」っていうのは美術の味方として面白いという意味です。アーティストヘの礼賛です。