タブーと思想

10%の消費増税法案が可決され、大飯原発の再稼働が決定しました。 このようなとき、欧米ではデモや抗議が起こると聞きます。

日本の場合はいつ頃からか、政治や宗教を人前でに口にするのはタブー。 ビジネスマンのたしなみみたいになっています。

それはよくないというか、日本のサラリーマンが世代を超えて長きにわたり、 社畜教育されてしまった結果かもしれません。 それが大多数の意見として社会を構成してしまった。 この”たしなみ”が今日の日本の政治の堕落の原因のひとつではないでしょうか?

この場合の”たしなみ”とは、「慣習への節度」ということなんですが、 それが政治への無関心や社会の無気力を助長してきたのではないかと思います。 ビジネスマンの営業のたしなみであって、社会人のたしなみではないと思います。 そもそも、たしなむ必要ないし。

特にクリエイターやミュージシャンは もっと思想や主義をもって活動するべき時代になったと思います。